ドリームタンクマッチの立ち回り オンライン前のカスタマイズ編

オフライン編 と合わせて読んでね!

kakucolumn.hatenablog.com

今回はオンライン前のカスタマイズ編。

ひとしきりオフラインで楽しんだ方前提で書きます。

多分いきなりオンラインに潜る人とは決定的に相容れないしそういうタイプの人はそもそも事前に情報とか仕入れたりしないよなぁ…

 

・戦車を選ぼう!

感想戦、争奪戦と違いオンラインは自分でカスタマイズした戦車を選べます。戦車選びの参考になればと思い、各戦車カテゴリの解説を行います。

軽戦車

CV33や38tのカテゴリ。最高速度が高く小回りがきき、攻撃力が低い。

その為真っ向から撃ち合うよりも偵察やヘイトを集めて敵をおびき出し、味方と連携して倒させたり、忘れた頃に背後から射撃で決めるのがメイン。

 

突撃砲

III突やセモヴェンテのカテゴリ。コストに対して攻撃力性能が高くまとまっているが砲塔が回転しないのが弱点。

一方で固定故に砲身がブレにくくドリフト射撃の命中率が高いのが強みでもあったり。高い機動力と攻撃力を生かした奇襲に向く。

なお、軽戦車と突撃砲は切り札としてドリフト中に車体が180度回転するナポリターンが使用可能。相手の履帯を奇襲で切り、停止した相手へのすれ違い様にナポリターン射撃でドリフト撃破が理想的な動き。

砲塔が回転しない関係上、履帯が切れるとただの置物になりやすく他のカテゴリ以上に危険。

 

中戦車

能力のバランスがよく、何でもこなせる。 使いやすいカテゴリの代わり、器用貧乏にならないよう乗員での支援や機動力と攻撃力のバランスを生かした立ち回りを意識したい。

特に重戦車相手に履帯切られたわけでもないのに足を止めて真っ向から撃ち合うのは…やめようね!(よく見る)

 

重戦車

分厚い装甲と高い火力で圧倒する遠距離戦の花形。先の3カテゴリでは真っ向から撃ち合うとまず勝てない為、重い装填、速度につけ込んで接近戦を挑む事、重戦車側はそうさせないように接近されるまでに撃破する、近寄られても装甲を生かし相手の動きにバックブースト等で落ち着いて対応する事が求められる。

なお、パーシングやパンターG型はカテゴリ上では重戦車だが、下手な中戦車より機動力が高い為中戦車と同じ感覚で扱える。

 

駆逐戦車

突撃砲のお兄ちゃんみたいなやつだ!回転しない砲塔と重戦車と同等かそれ以上の分厚い装甲と高い火力を持つ。

弱点、強み共に突撃砲と重戦車に準ずるが、こちらはナポリターンが使えない為、より接近戦では危険。

 

超重戦車

マウスの専用カテゴリ。クソザコオブジェ。普通にやりあうとあまりの鈍重さのせいで中戦車以下には後ろを掘られたい放題、重戦車には正面から狙えるターレットリングを撃たれたりドリフト射撃で真っ向から潰される(マウスは重すぎて下り坂でもないとほとんどドリフトできない)。フラッグ戦等でフラッグ車の護衛として特定の場所に挟まって通行止めしていると強いこともあるが幾重にも運の要素が必要なので…この戦車で強い人は他の戦車ならめっちゃ強いと思うよ(暴言)  

 

・砲弾の種類と特性

砲弾は二種類あり、戦車ごとに違う。

 

徹甲弾:ザ・弾丸といった感じ。シンプルで弾速が早い。

榴弾:弾速が遅く、太い為目視しやすい。戦車や付近の地面に着弾すると爆風でダメージが入る為攻撃範囲が広く、特に履帯を外しやすいのが大きなメリット。遅くて目視しやすいと言っても爆風があるので見てから余裕でかわせるってもんでもない。

あとの見分け型はリロード時アイコンにくびれがないのが榴弾、くびれがあるのが徹甲弾。 ぼくは基本的に榴弾のほうがつよいと思います(徹甲弾のヤク虎乗り)

 

・メジャー車両

オンラインでよく見る車両の一覧とその理由、対策。乗る車両の参考にでも。

 

CV33:軽戦車で固定砲塔(というか機銃)。

素早く車体が小さい為めちゃくちゃ攻撃が当てづらい為偵察に向く。

おまけに後部装甲に張り付かれるとゲームの仕様上重戦車でもゴリゴリ削られる為、直接戦闘でも存外強い。

コストは最低の100(重戦車の半分)だが倒すのには他の車両より苦労する。側面、後部装甲を狙うのが難しい為以外な打たれ強さを見せる事も。豆戦車が不死身です!

また、ブーストダッシュ時に強烈なエネルギーが発生し、重戦車であろうとカブトムシが如く勢いで吹き飛ばす事がある。コカした戦車のケツを掘りまくるのだ…

一応、張り付かれた際に後ろブーストダッシュ+ドリフト射撃で撃破する、地形を生かして自機で挟み込んで動けなくして撃破するのが対策。でも厄介なもんは厄介だよ。タンケッテ最強!

 

セモヴェンテ:突撃砲

極めて早い装填と榴弾を持つ。敵の履帯をガンガン壊してまわり、ドリフトやナポリターンからの射撃で撃破を狙うのだ!ただ、弱点が真正面であり、イタリア戦車らしく全体的に装甲も薄い為間違っても足を止めて撃ち合ってはならない。

とにかく接近戦向けの車両。

 

BT-42:中戦車。

中戦車の中でもトップクラスの火力+榴弾、走力を併せ持ち、走力を封じる為に履帯破壊しても履帯をパージして天下のクリスティー式に切り替る為効かないという強力な車両。

装甲は薄めだが当たらなければどうという事はなく、当たってもCV33ともども簡単に一撃死するほど脆くはない。こいつが中戦車の中でもかなり安い部類のコスト130ってなんか設定ミスってない?って思う。

弱点は乗員が3名な為ステータスを盛りにくい事だが、代わりに後述の家元を積みやすい。

チャーチル:重戦車。

とびきり分厚い装甲、軽戦車並みに早い装填、軽く山を越え、他の戦車なら履帯が切れたり落とされる斜面であろうと張り付く強靭な履帯を持ち、車体の旋回速度がドリフトに余裕で対応できるほど早い為側面と後部装甲を狙わせない。 一方で火力は中戦車以下の低火力。それを補う為に高い装填を生かして敵の履帯を切って回り時間を稼いだりドリフト撃破を狙うほか、装甲を生かし、あえて狙われやすい場所に出てヘイトを集め味方の奇襲を促すといった立ち回りが求められる。真っ向から装甲にダメージを与えられるやつらが来たら履帯切って逃げようね!

 

KV-2:重戦車。かーべーたん。

恐らくこのゲームでもっとも対策が必要な車両。最高クラスの攻撃力+分厚い正面装甲、榴弾を併せ持ち、真正面から撃ち合ってはならない。

速度、砲塔の回転、装填が遅い為、砲弾を回避した後接近し、砲塔の角度を見てブーストで急発進し回避、次弾装填までの間に反撃を行いたい。

驚異的な性能を誇るが一方でコストは200と重戦車の標準レベルであり、そのコストパフォーマンスの良さでIS-2やヤークトティーガーを泣かせている。

 

ヤークトパンター:駆逐戦車。

固定砲塔だが走攻守高い水準でまとまったパンターらしい優良車両。特に走力は並みの中戦車より上。但し履帯切られてケツ掘られるのはカンベンな!

 

パーシング:カテゴリ上は重戦車。

これまた並みの中戦車より高い走力を持ち、装甲、攻撃力もなかなかの優良車両。ただし、弱点が正面の特に意識しなくても当たりやすい二箇所にある為、例によって立ち止まっての撃ち合いはご法度。高い走力を生かし角度をつけて受け流しながら相手の背後を狙おう。

 

センチュリオン:黒塗りの高級重戦車。トヨタ・センチュリーではない。

重戦車としてステータスが高い水準でまとまっている強力な車両。かーべーたんやヤークトティーガー、T28といった速度や装填を犠牲にした代わりに別格の火力を持つような車両でなければ正面から打ち破れる能力があり、接近戦に対応する機動力もそれなりにある。ただし後ろからパァン!されないように気をつけよう。

 

・車長、乗員を選ぼう!

車長は共通システムのパンツァーハイが強力な為、基本的に誰でも良い。コンビネーションもあればいいけど無理に狙わなくともOK。

特にこだわりがないなら見回しが使える隊長格キャラの上先制攻撃待ち伏せ共に役立つ上フラッグ戦でゲーム性を破綻させるレベルのパワーを持つダージリンがクソ強いが好きなキャラを車長にして楽しむプレイヤーが圧倒的に多い。ぼくはアンチョビ!

 

 乗員は戦車の性能と趣味の兼ね合いで編成。装填の重い重戦車であれば装填手を複数人積んだり装甲を盛ったり、中戦車ならば火力を上げて重戦車に対抗しやすくする、軽戦車ならば索敵や装甲を上げる…などなど。

人選自体は趣味でいいが、可能な限り練度(星の数)3の乗員を乗せるコストを稼ぐ為にある程度プレイヤーレベルを上げておくこと(各種オフラインモードと乗員集めをある程度やっておけば50〜60付近にはなるはず。)。

同カテゴリの戦車でも、レベルが低く低コストしか使えないプレイヤーとレベルが高く十分な乗員を乗せているプレイヤーとでは驚異度がまったくもって違う。

 

・支援カードを使おう!

乗員を乗せた上で余ったコストで能力強化等の恩恵のある支援カードを搭載する。

以下、対戦でよく見かけるカードら有効なカードを記載。

 

新型砲弾:一定回数砲撃の攻撃力が上昇する。コストも安く効果も大きい為、迷ったらコレ。使用時に改めて装填する必要があり、通常弾のクイックリロードをミスった後に使うと悲惨な事になるので注意。

 

女の勘です!: 迷ったらコレ二号。通信傍受バルーンで一定範囲にレーダーを貼る。フラッグ戦では攻守に大活躍し、殲滅戦では奇襲を受けにくくなる等腐りにくい。

なお、打ち上がったバルーンは敵味方問わず破壊可能。

赤チームが使うと赤、青チームは青のバルーンが撃ち上がる為、誤って味方のものを落とさないよう気をつけよう。発見方法は周囲を見回したり、不審な小さい影がないか地面を見たりして…

 

アヒルヘッド:固定砲塔と長砲身には使えないが使用中はダージリンのスキルや傍受バルーンに位置情報がバレず、索敵にもかかりづらい為、奇襲やフラッグ車の逃げに活躍する(但し既に見つかった後使用しても一度視線を切るまでロックされたままなので注意) 。

キャラの視界に入ってもしばらくロックできず自力で視野を広くしたり照準を合わせる必要がある為極めてうっとうしいんですよホント。

 

西住しほ、島田千代:家元。

アクティブゲージを100パーセント増やす。 連続でパンツァーハイが使えるようになるのは攻守ともに極めて強力。他にもアクティブゲージを50パーセント複数回増やせるカードもあるが、支援カードにはある程度クールタイムがある為、汎用性はこちらのほうが断然高い。強力な効果の代償として、コストが星2で30、2回使える星3で50と極めて重い。

 

以下、たまに見るレベル

 

マカロニ作戦ツヴァイ!:背景と同じトリックアート看板を設置。

近くで見れば一発でわかる、触れたらふっとぶ(鼻が長い戦車だと出した瞬間ふっとぶ)等ネタ要素満載ではあるが遠目で見るとバレにくく、後ろにいると視線を切り索敵にかかりにくくなる効果がある為完全なネタ装備ではない。基本フラッグ戦用。

 

消火器、応急追加装甲:消火器は耐久を回復し追加装甲は一定回数防御アップ。

敵の攻撃から粘る為に使うが効果が受動的、消火器はコストが重いといった難点があり、死ぬときは多少装甲があろうが一発で死んだりする為新型砲弾のほうがメジャー。

 

パラリラ作戦です!:煙幕をぶちまけ視界を遮る。

煙幕の中では視線が切れやすくなりロックを外せる為、機動力のある戦車がフラッグ車として逃げる時や敵のフラッグ護衛車を千切るときに使う。

 

空砲:無意味。見ない。コストを1増やしアイテム枠を潰す。

 

この中から好きなものをコストの範囲内で組んでついでにデカールをいじったらキミだけの戦車が完成だ! 時間はオンライン対人での立ち回り。

ドリームタンクマッチの立ち回り オフライン編

先月の発売以来ガールズ&パンツァードリームタンクマッチにどっぷりの一角さんです。 今回はまだドリームタンクマッチ(DTM)を購入したばかり、未開封で何をすればいいかわからない方向けにそれとなーく解説記事を書きましたわーっ!

 

・まず何をすれば良い?

感想戦モード(ストーリーモード)と争奪戦モード(アーケードモードみたいなもん)で掛け合いやキャラの掘り下げを楽しんだあとにエクストラマッチの通常難易度をクリアして戦車を一通り集めながらプレイヤーレベルを上げるのがおすすめ。

前2つのモードは情報量がめちゃくちゃ多く、キャラゲー、ファンディスクとしてはこれだけでおつりが出るレベルだと個人的には思います。 感想戦モードをプレイして詰まる(難易度の高い#4や#10など)時は無理にトライアンドエラーせずに何回か失敗したら争奪戦モードに挑んで気分転換や腕を磨くと捗るかも。

ちなみに争奪戦モードは敗北してしまっても敗北デモ中に×ボタン→学園選択に戻る→中断した試合を再開で同じ条件で何度でも挑める為、一人だけの継続や低火力のチハタンズ、アンツィオで黒森峰相手の殲滅戦でもなければ繰り返していれば勝てるはず。黒森峰に大学選抜、プラウダあたりは殲滅戦で強敵なので、1戦目で殲滅戦ルールを弱小校で消化したり、フラッグ、耐久戦でマッチングを狙う等するのも有効。

 

・戦車を素早く動かそう!

感想戦モードの鬼門、#4(ローズヒップ編はないものとして扱う)、#10は共に敵の攻撃をいなしながら時間内に目的地を目指す到達戦。

特に#10は争奪戦モードの到達戦よりも距離があり、おまけに序盤は空から即死攻撃が降ってくるというナイス仕様。 落ち着いて処理するにも時間が必要な為、少しでも戦車の速度を稼ぐ為のテクニック、仕様を紹介。

ポイント1.ブーストダッシュの仕様を理解する

ヘルプにはブレーキ中にレバー前または後でエンジンをふかして〜としか書かれていないが、実際の条件はおそらく「戦車が停止した状態(速度0の状態)でブレーキ中にニュートラル状態から前後どちらかにレバーを入れ、その際にブレーキを離す事」。 ブーストを出すにはレバーを一度離した状態から入力をしなければいけない事と短時間でも速度0ブレーキからのレバー入力があればブーストは発動する事を抑えておけば開幕からマリオカートの如きスタートダッシュを決めたり、ブレーキを駆使して連続でブーストダッシュを出す事も可能。

連続ブーストは減速しやすい坂道を素早く登るのに有用。対戦でも敵の攻撃をかわすのに有用なテクニックですがこの記事では割愛。

 

ポイント2.バック走は通常の半分未満の速度しか出ない

壁にぶつかる、方向転換の失敗等で車体が逆方向を向いてしまい、速度が出ずに敵に追いつかれてしまう、時間切れになるのはありがち。そういう時はバックブーストダッシュ→ドリフトをすれば移動をしつつ素早く体勢を立て直すことが出来る。

 

ポイント3.斜めに移動したい時はレバーをナナメに入れっぱなしにするのではなくレバーを90度入れて角度を整えた後に直進した方が減速が少ない

旋回時は少しずつ減速する為、ナナメに入れっぱなしで時間をかけて角度を調整するとみるみるうちに速度が逃げてしまう。

移動のみに限れば車体の向きを一気に変えてしまった方が良い。 これを抑えておけば到達戦で余裕を持たせやすいはず。多分!

 

・戦車戦で火力を出す

感想戦、争奪戦は決められた戦車で時に重量級戦車に挑まなければならない。まともに撃ち合っていたら時間切れや力負けが発生する。そこで意識するのがドリフト。戦車は基本的に正面装甲が最も厚く、側面、背後の装甲が薄い。ブーストで加速して相手に接近、追い抜いてドリフトし側面や背後を撃ち抜く、と言う動きはこのゲームならでは。また、ドリフト中は攻撃力が上昇するという仕様がある為、接近戦で装甲の薄い部分を狙い大ダメージを狙うのはもちろん、遠距離からスナイプするのにも大いに有効。

 

感想戦、争奪戦、エクストラ初級を一通りクリアした、次は?

オンラインに万全の体制で挑む為に、エクストラマッチ超上級の「おいらが相手してやるぜ!」に挑む事を推奨。 超上級でもボコは適当に撃っているだけでもすぐ倒せてしまうほどに弱く、それでいて乗員や支援カードは最高クラスのものが集まる上、狙いやすい箇所にデカールを回収できるボコがある等色々とおいしい。 車両は乗員数が多い為ステータスの底上げがしやすく、副砲もある為素早く撃破やデカール回収ができるM3リーがおすすめ。 好きなキャラクターの星3でチームを組んだり、ある程度支援カードが集まるまで周回してみよう。 オフライン編はここまで、次はオンラインマッチ編で。